地域と小・中学校の連帯

鎌倉版コミュニティスクール(協議会)

玉縄地域での活動本格化へ

本年度から玉縄中学校区にある4つの小中学校(玉縄中、玉縄小、植木小、関谷小)による鎌倉版コミュニティ・スクールの取組みが本格化しました。先に開かれた会議では、玉縄校区の小・中校長先生や、地域の主任児童委員からなるコーディネーター、民生委員ら20人がつどい、委員長に曽田健二氏、副委員長に小川サヨ子玉縄地区社協会長が選ばれています。
   

  鎌倉版コミュニティスクール委員長 曽田健二 

 「住みよい地域社会」は、より良い学校教育から 

  第3回コミュニティスクール(CS)協議会が前回、植木小学校での協議会に続き、関谷小学校で開催されました。

前回、植木小学校での協議会では、各学校の『学校づくりアンケート』及び『評価報告』に付いて、各学校の校長先生から報告していただいた後に、各学校に分かれ学校ごとの『評価報告』の協議を行いました。
そして、今回は令和六年度の『学校教育目標』及び、『学校経営方針』つまり『グランドデザイン』に付いて各学校の校長先生から説明していただき、その後各学校に分かれて学校ごとに協議を行いました。
 現在、私達コミュニティスクール委員が行っています鎌倉版コミュニティスクールの目標及び目的は…『よりよい学校教育』を通して『よりよい地域社会』を創ると云う目標を、『学校』と『地域』が共有し、かつ相互の連携、協働のもとに『学校づくり』『地域づくり』を進め、学校と地域が一体となり、子供たちの成長を支えることを目的としています。
つまり、『学校を核とした地域づくり』『地域と共にある学校づくり』と云う達成しがいのある素晴らしい目標を実現する為に、コミュニティスクール委員は常に努力を重ねております。
 コミュニティスクール委員は4名のコーディネーターを始め、保護者代表4名、学識経験者4名、地域代表者4名、それに加えて各学校の校長先生と教頭先生と大所帯で運営しておりますが、『よりよい学校教育』を通して『よりよい地域社会』を創ると云う目標を、コミュニティスクール委員全員が共有し、
子どもも大人も、安心して、成長できるわくわくする学びのある学校の実現を目指して活動を続けて参ります。

 <ご参考>リンク:「かまくら版コミュニティ・スクール」

鎌倉市北西部、JR大船駅から大船観音を仰ぎ、鎌倉野菜の主産地・関谷原まで広がる文教・住宅地が玉縄です。中核の地には大規模植物園・フラワーセンターや500年ほど前北条早雲が創建した玉縄城址(現・清泉女学院)の存在が知られています。

関谷原からの富士山

(写真はともに令和6年1月1日の撮影)

柏尾川沿いをのぞむ

玉縄地区社会福祉協議会

 「みんなが暮らしやすいまち玉縄」「住みたい、住み続けたいまち玉縄」「防災・減災のまち玉縄」の実現に向けて活動してまいります。玉縄の強みである地域の自治町内会との共同スローガン「地域の絆・玉縄の底力」のもと、地域の皆様のご協力をいただき一歩一歩進めてまいりたいと思います。 

ACTION 玉縄

働く民生さん

 厳しい社会情況のなか、生活不安や高齢者・児童の虐待及び引きこもりなど、私達が関わる問題も複雑になってきています。このような状況のなかで、民生委員児童委員として活動の充実、資質の向上に努めてまいります。玉縄では24人の民生、児童委員さんが活動中です。

女性の活躍

 一人暮らしのお年寄りに、励ましの絵手紙を出し、季節ごとにお雛さまや、七夕飾りを設けるなど、地域に潤いと優しさをもたらしてくれます。

女性たちの街づくりの視点は、様々な活動の現場で大いに役立ち、玉縄発展の原動力になっています。

地域の資源

玉縄アセスメント推進協議会は、地域内の恵まれた資源を掘り起こし、また、改善の要があるところを再点検するなど、評価活動に取り組んでいます。地域社会や社会資源の状況を見直していくことが、次の発展につながるからです。我が事意識を持って、住みよい街づくりを目指します。