一人暮らし高齢者会食会

管弦楽の演奏楽しむ

 

 玉縄学習センターで一人暮らし高齢者を対象にした、会食会が開催されました。玉縄社会福祉協議会が、地域内に居住する一人暮らし高齢者に食事と演奏会を楽しんでもらおうと企画されたものです。
当日は63名の高齢者が参加され食事と「鎌倉五人姉妹」の管弦楽の演奏を楽しまれました。スタッフとして民生委員児童委員、ささりんどう地域包括支援センターなど地域で福祉に関係する方々が支援しました。(圓谷光編集委員-実施日10/3日)


 車いす使い福祉体験

玉中生徒らが学ぶ

玉縄中学校1年1組の生徒5人による、車いす体験福祉学習が玉縄行政センターで行われました。イーライフ㈱湘南営業所から車いす2台、電動車いす1台が提供され、生徒たちへの事前説明・講義・質疑の後、実際に車いすに乗る人、押す人の体験学習を実施しました。

 生徒たちからは「普段歩いている道が車いすに乗ると操作しにくく、道の悪さが分かった」など、初めて車いすを体験した感想が述べられました。この体験学習は、玉縄中学校からの要請を受け、玉縄アセスメント推進会議や、地域包括支援センターささりんどう鎌倉の協力で実現したものです。(実施日・1月30日)

高齢化への課題

  1. 人口高齢化による社会的孤立: 玉縄地区も、他の地域と同様に人口の高齢化が進んでおり、高齢者の社会的孤立が問題になっています。高齢者が自宅に引きこもりがちになり、交流の機会が減ることで、身体的・精神的な健康に悪影響を与える可能性があります。
  2. 医療・介護サービスの不足:高 齢者が増える一方で、医療・介護サービスの提供については人手不足が深刻化しています。特に、地域医療や訪問介護など、高齢者が利用しやすいサービスの提供に課題があるとされています。
  3. 地域の衰退:玉縄地区でも過疎化が進むなど、地域の衰退が問題になっています。これにより、高齢者が住み続けることが難しくなり、地域社会が高齢者を支援することも困難になっています。
  4. 健康問題:高齢者の健康問題も、玉縄地区では深刻です。高血圧や糖尿病などの生活習慣病や、認知症などの病気が多いことが問題とされています。


これらの課題に対して、地域社会や行政が取り組むことが必要です。例えば、地域コミュニティを活性化し、高齢者の交流の場を作ることや、地域医療や介護サービスの充実などが挙げられます。また、高齢者の自立支援や、健康増進に向けた取り組みも必要です。


認知症予防へ

 玉縄地域アセスメント推進会議の高齢者施設分科会では
「グループホーム のぞみの家鎌倉」を訪問し、管理者の豊住さんと意見交換や施設見学を行いました。
(地域包括支援センターささりんどう鎌倉・小林 大悟さん投稿)
のぞみの家鎌倉は、関谷に令和5年6月1日にオープンした、認知症の方が共同生活をするグループホームです。運営しているのは「NPO法人のぞみ」で、これまでにグループホーム5事業所、訪問介護事業、居宅介護支援を展開しており、今年で設立20周年を迎えられています。
施設は、2階建て各9名が入居できて、一人一人の個室と共同のリビングがありアットホームな環境が整っています。施設外のエントランスにはカフェスペースがあり、近くにある関谷小学校の小学生が下校する際には、利用者さんから「お帰り」「今日は授業でどんなことしたの?」と小学生とお話することもあるそうです。
意見交換の中では、法人理念にもある利用者さんの意思を大切にすること、特に「利用者さんができることは利用者さんがやる」ということを大切にされているとお話がありました。掃除や洗濯、食事の下準備などを利用者さんにやってもらい役割をもって共同生活を過ごされています。また、運営方針の中には、いつまでも健康でいられるようにと「健康体操の充実」や「歩行強化を図る」とあり、足踏みマシーンを活用したり、新風台団地や関谷インター付近まで皆さんで散歩に出かけたりしています。
施設のイベントでは、6月に利用者さんからのリクエストで報国寺に紫陽花を観に行かれています。誕生日には、手作りのケーキが用意され誕生日会が開催されています。これらのイベントなどは、Instagramや毎月発行される広報誌でも随時発信されています。 

・シリーズ   

元気なシニアの活動

4人に1人が高齢者という時代になるのに、皮肉にも老人会活動は停滞気味です。玉縄地区で活動する老人会は、かつて17クラブも数えたのに今は3クラブのみ。役員のなり手がいない、老人会は嫌だ、付き合いは鬱陶しいなど毛嫌いされる昨今、加入者数を維持し活発な活動を続けるクラブもあります。 

町に出よう 引きこもったらダメ

城廻寿会・会長 青木昭美さん

「高齢者は引きこもったらだめ。町に出よう。地域とかかわろうよ」と訴える。鎌倉市内でも活気のある老人会を引っ張る青木さんの思いは、高齢者が孤立するような地域であってはならないの一念からでもある。
 400世帯余りの自治会を母体に、寿会には100人近い仲間が集う。メンバーは70~80歳だが、活動は意欲的で会長、副会長、会計さんらの五役会が計画を練り、月に一度開く班長会では、24人余の班長・副班長らと具体化を練る。

 100人の会員 五役会と班長会がけん引

やりがいや、楽しさがないと人は集まらない。「人と交わり合うのがモットー」なので、読書やコーラス、太極拳など6つの活動部を機能させ、会員のニーズに応える。数人の集まりもあるが、先月開いたお弁当を食べながらの新年会には、現会員98人のうち36人ものメンバーが参加の意思を表明してくれた。
 青木さんが腐心したのは、会員間のコミュニケーションづくり。月に一度発行する月報が格好のツールになるとみて、会長、副会長とでパソコンを叩き「寿会通信」を作成、全員に配布した。単なる連絡事項にとどまらず、会員の悩みや様々な思いを記す。ファイルに綴じこんだ月報を読み返しては、懐かしむ会員さんも多いという。
 月の会費は150円。費用の掛かる企画は難題だが、おしゃべり会ならみらいふる鎌倉の援助があると聞き、自治会館を利用して「友愛サロン」を立ち上げた。月に一度の開店だが「おしゃべりは何より大事なの。会員が家から出てサロンで談笑する」。地域との関わりをためらう高齢者もいるが「楽しく健康的なことが身近で行い続けられれば、拒む人も少なくなるはず」とキッパリ。

・ご参考=鎌倉市内の老人会活動 <みらいふる鎌倉>

手作りの月報を手に青木さん 

関谷小学校の一期生で、卒業番号が①という子息の縁もあって、同校の評議員を3期。市の委嘱による廃棄物処理委員や民生・児童委員など。「地域が少しでも良くなれば」の思いから。今はシニアクラブの運営に心を砕く。4月からは教えあい、学びあいの活動や自治会の若手を講師に、スマホやラインの勉強会も始める。

高齢者も元気に体操

玉縄小学校体育館「岡本地区のいきいき体操」